院長の小林正宜です。
本日は立春です。
よく、「暦の上では春ですがまだまだ寒いですね」と言いますが、本日はとても暖かく、午前の診療が終わって自転車で訪問診療に行きましたが、寒いと感じることがなく、快適に移動することができました。
そのように春の足音が聞こえてきたような気もしますが、まだまだインフルエンザの患者さんが多くいらっしゃいますので、油断せず手洗いうがいをしっかり行ってください。
さて、先週は葛西医院(かっさい いいん)の第2回院内勉強会を開催しました!
今回のテーマはバイタルサイン!+「比較の重要性」+「ホウレンソウ」についてでした。
バイタルサインってご存知ですか?
それは「血圧」、「脈拍」、「呼吸数」、「体温」、「意識」という5つの要素のことで、生きていく上で最低限必要な要素です。
バイタルサインが崩れていると危険な状態になっている可能性が高まっているということになります。
それぞれの定義は割愛しますが、特に血圧がとても下がっている状態をいわゆる「ショック」と言い、医療者はその言葉に非常に敏感です。
普段皆さん血圧が高いことを意識されていると思いますが、色々な症状に加えて、血圧が異常に下がっている状態には要注意です。症状が重篤な場合で血圧が異常に下がっている場合は、迷わず救急車を呼びましょう。
葛西医院がかかりつけの方は当院診療時間内の場合は当院まですぐにお問合せ下さい。
そんなバイタルサインですが、医師や看護師であれば知っています。しかし、事務職員含めてスタッフのみんなでその大切さを共有することも、患者さんのメリットに結び付くと考えています。
バイタルサインから派生する、各要素のいろいろなお話しを交えて、事務スタッフも一緒に楽しみながら聞いてくれました。質問もたくさんしてくれて、こんなにリラックスできて楽しいレクチャーは無いなぁと私自身が幸せでした!
ちなみに名誉院長である父も、そして実はその横で母も聞いてくれてます 笑
小さな医院ならではの、このようなアットホームな雰囲気を大切にしていきたいです。
職員みんなで自由に意見を出し合いながら、今年の4月5月の10連休はいつ開院しておくかを決めたり、気付きノートを作って共有することなどを決めたりもできたので、非常に素晴らしく濃い1時間でした!
葛西医院は少しずつですが、皆さまにより良い医療を提供するための改善を目指しています