院長の小林正宜です。
一時期のことを思うと、少し酷暑はましになっているようですが、それでも毎日暑い日が続いております。引き続き部屋にはクーラーを付け、充分な水分補給を心がけましょう。

さて、本日も当院に医学部1年生が実習に来てくれました!

彼の出身地は生野区で、なんと葛西医院から徒歩10分ほどのところにあります。 地元がとても近いので、とても親近感が湧きます。

彼は今年私が大阪市立大学で1年生向けの講義をしたとき、講義終了後に自ら声をかけてきて、色々質問してくれたアグレッシブな好青年です。

実習では最初、1年生らしくかなり緊張していましたが、患者さんとしゃべると、水を得た魚のようにどんどんと話をしてくれて、それだけで良医の資質を感じさせてくれました。

診察中も観察力鋭く、私の診療や所作に対する素晴らしい質問をたくさんしてくれました。診療のすみずみまで見てくれてとても嬉しかったです。

午後は3名の患者さんに訪問診療を行い、学生さんにも同行してもらいました。やはり訪問診療と外来診療の大きな違いに気付いてくれました。
患者さんは外来以上にリラックスして、そして私が丁寧に時間をかけて説明する訪問診療について感心してみてくれたようです。

最後は学生さんから感想とともに素晴らしいフィードバックをたくさんもらうことができました。同じ生野区でお互い頑張りたいですね。そして、「今日1日がとても充実した良い1日だった」という非常に嬉しい感想を頂き、それは私の教育に対する報酬のようなものだと思っています。このように言ってもらえると実習依頼を受けた甲斐があります。

これも受け入れて下さる患者さんのお蔭です。いつも感謝しております!患者さんが私を育ててくれているようです。