葛西医院院長の小林正宜です。
猛暑が続くなか、皆さまお盆はいかがお過ごしでしょうか。
熱中症対策は何かされておりますでしょうか。汗ばむと感じたら必ずクーラーを付けて熱中症を予防しましょう。
本日は当院設立65年で初めて医学生が実習に来てくれました。
今月から大阪市立大学より依頼があり、「患者さんに寄り添う気持ち」を持った良医を少しでも増やせるようにという想いから、依頼を受けさせて頂いております。
本日は大阪市立大学の医学科1年生が、午前の外来実習、午後の訪問診療実習ともに意欲的に参加してくれました。
彼はまだ1年生ですが、2人ほど問診してもらい、臨床現場の空気に触れてもらいました。素晴らしいコミュニケーション能力でしっかりと患者さんの対応にあたっており、良医になる大きなポテンシャルを感じました。
午後からは3名の訪問診療の患者さん宅に学生さんも参加し、自宅で行う診療の良い部分を感じてもらえたと思います。今日が彼の将来にとって良い1日であったことを願っています。
先週から幼稚園が夏休み期間ということで、私の長男も診療所にある実家に来ております。ときどき診察室に呼んで患者さんの笑顔を引き出してくれていました。
小さい頃からご高齢の方々と触れ合うことが子供にとって良い教育効果を生み出し、ご高齢の方々からもポジティブな気持ちを引き出せるのではないかと考えており、患者さんの許可を得て診療に差し触りの無い程度で診察室に少しだけ呼んでいました。
そして訪問診療にも許可を頂き、学生さんと共に長男も少し参加させて頂き、「臨床×教育」のパワーを実感することができました。
診療所実習を良い教育現場にしていきながら、患者さんにも最大限還元させて頂くということは私の課題のひとつですが、光明が見えた気がしています。2人目、3人目と実習生が続々待機しており、当院のメディカルスタッフも交えて、より良い診療所実習を模索していきます。
診療所実習を受け入れてくれた患者さんに心から感謝しています!
どうもありがとうございます。