本日は大阪4大学総合診療科勉強会を担当しました。
大阪医科大学、大阪大学、関西医科大学、大阪市立大学の4校の総合診療科が協力して勉強会を開催し、大阪の総合診療を盛り上げていこうという非常に画期的な会が立ち上がりました。今回が記念すべき第1回目でした。

葛西医院院長の小林正宜が大阪市立大学の幹事をさせて頂いております。

記念すべき第1回目は「小ネタでいこか? そりゃええな!」というタイトルで、snap診断(snap diagnosis)をテーマに4大学がバラエティに富む発表をさせて頂きました。snap診断とは少しの情報で診断に至ることができる診断過程のことで、臨床経験が豊富な医師はときにsnap診断で瞬時に診断できることがあります。
私からも数例症例を出させて頂きまして、非常にご好評を頂くことができました。


今回最後に発表されたミスタードクターGこと鈴木富雄先生は、NHKのドクターGで最多出演回数を誇る、総合診療の神様のような先生です。
その鈴木富雄先生からも非常に示唆に富む症例を発表頂き、「言われれば誰でも分かるけれど、診ようとしないと診られない」ということを痛感させられる教訓的な症例でした。非常に勉強になりました。


参加者はベテラン指導医から学生まで総勢60名以上で、大変盛況な会となりました。懇親会も30名以上の参加で、総合診療について語り合う、とても熱い夜でした。

皆で映っている写真は、両方のほっぺたに○を作って、大阪名物たこ焼きを表現してみんなで集合写真を撮りました。
これからも総合診療の発展に貢献していけるように頑張ります。