院長の小林正宜です。

強烈な台風21号が過ぎ去って、大阪も少し落ち着きを取り戻してきつつあるでしょうか。
そして酷暑だった8月が嘘のように、涼しい日が続いています。暑さで中止していたウォーキングや体操などを再開されている方も多いのではないでしょうか。
過ごしやすい日々ですが、気温の急激な変化に体調を崩されないよう、お気をつけください。

さて、このたび在宅医療についての勉強会を開催させて頂きました。
「在宅医療ことはじめ」として、全7回の無料の勉強会を企画し、今回がその初回です。


生野区に特化した勉強会という訳ではないのですが、地域医療の大変大きなキーワードである「在宅医療」の勉強会を開催することで、地域医療の発展に少しでも寄与できればという想いで開催させて頂きました。

参加者は35年目というベテラン医師から医学生まで非常に幅広い層にご参加頂きました。また、開業医、市中病院勤務医、大学病院勤務医、研修医とそれぞれの働く現場も違い、経験も様々でした。

当院初の試みで、とても小規模な会を想定していましたが、予想を超えて16名の方々にご参加頂けたことは、在宅医療・訪問診療の注目度の高さが表れていると思います。

初回である今回のテーマは「在宅医療の仕組み」です。
実践経験があっても在宅医療の仕組みを細かく理解できていないことも多く、その仕組みをしっかり理解することで、在宅医療を深く取り組むことができると思います。

皆さん持ち前のトーク力を発揮して頂き、双方向性のディスカッションが充実したことで、かなり高い満足度を頂くことができました。
アンケート結果からも非常に高評価を頂き、前向きなご意見をたくさん拝見することができました。
学生から開業医の先生まで、一同に介して学びの場を作ることができてとても幸せです。

とはいえ、この会は私も含めて皆さんが肩の力を抜いて、気楽に楽しみながら進めていきたいと思っていますので、気張らずぼちぼちやっていきます。
また次回以降もご報告いたします。